
LinkedIn(リンクトイン)の会社ページ、もちろん企業の人事・採用担当者の方はとっくに作成していますよね?
企業の情報発信用にFacebookページを作成するように、LinkedIn(リンクトイン)でも企業のページを作成することができます。
LinkedIn(リンクトイン)の会社ページとは、会社ページでできること、メリットや作成方法についてまとめました。
記事を読んでいる時間がない・・・・・・!
そんな方にはLinkedIn(リンクトイン)早わかりガイドがおすすめ!
目次
LinkedIn(リンクトイン)は企業の採用活動の味方!
LinkedIn(リンクトイン)とは?
LinkedIn(リンクトイン)とは、Facebookをビジネス専用にしたようなSNSと思っていただければと思います。
キャリア情報を登録してアカウントを作成し、同僚やクライアントなどの仕事上での知り合いと繋がります。
Facebookのメッセージツール『Messenger』のように、LinkedIn(リンクトイン)内ででもメッセージのやり取りができたり、繋がっているユーザー同士でニュースを投稿して「いいね!」やコメントをしたりすることができます。
登録ユーザーは現在、世界500カ国、5億人を超えます。
日本の登録ユーザーは190万人ほどですが、LinkedIn(リンクトイン)の生まれたアメリカでは1億3,800億人、イギリスでは2,300万人の登録ユーザーがいます。
日本の人口のおよそ1/2の人口であるイギリスですが、LinkedIn(リンクトイン)の登録ユーザー数は日本のおよそ12倍です。
海外に比べると、日本では浸透しきっておらず、生産年齢人口(15~64歳)のうちのおよそ2.5%しかLinkedIn(リンクトイン)を使用していません。
まだまだメジャーなSNSとはなっていませんが、逆にいえばこれから流行する可能性を秘めています。
現にLinkedIn(リンクトイン)のユーザーは年々伸びています。
そしてLinkedIn(リンクトイン)のユーザー数の伸びについて目をつけるべきなのは、企業の人事・採用担当者です。
LinkedInではキャリア情報がほぼ正確に登録されており、自社の求人にあったユーザーを見つけやすくなっています。
また、求人情報を掲載したり、有償機能で求人広告、スカウトメールを配信できたり、企業の採用活動向けの機能が備わっています。
LinkedIn(リンクトイン)の会社ページとは?
LinkedIn(リンクトイン)で企業が採用活動を行う際に、基本となる機能が2つあります。
1つが求人情報の掲載、もう1つが会社ページです。
会社ページは、企業のFacebookページのようなもので、会社の情報を投稿したり、ページのフォロワーを集めたりできます。
Facebookページと異なる点は、求人情報の掲載先になっている点です。
作成した求人情報は、各企業の会社ページに集約され、LinkedIn内でそのまま応募までできます。
ユーザーは興味のある企業の会社ページをフォローして、情報を収集するのと同時に求人情報を目に入れます。
関心のあるユーザーであれば、その企業への転職可能性もあり、自然と採用可能性のあるユーザーに求人をアピールすることができます。
そのため、LinkedIn(リンクトイン)で会社ページを作成し、フォロワーを集めることはLinkedIn(リンクトイン)を使った採用活動には必須といえます。
▼LinkedIn社の会社ページ
▼ある企業の会社ページ
LinkedIn社の会社ページと、ある企業の会社ページを見てみましょう。
違いがあるのにお気づきでしょうか?
LinkedIn社の会社ページの方が、コンテンツが豊富ですね。
これは通常の会社ページを使っているか、有償機能のキャリアページを使っているかの違いです。
キャリアページは会社ページにコンテンツを追加できる機能で、より企業の情報を魅力的に伝えることができます。
この2つの例ではLinkedIn社の方がキャリアページを使用している会社ページです。
LinkedIn(リンクトイン)の会社ページでできること
LinkedIn(リンクトイン)の会社ページでできることについて、それぞれ無償版と有償版で説明していきましょう。
LinkedIn(リンクトイン)無償版会社ページの機能
LinkedIn(リンクトイン)の無償版会社ページでは、
- 会社紹介サマリー
- 求人情報(求人の掲載自体は有償)
が掲載でき、無償版の会社ページは非常にシンプルです。
最低限の会社の紹介文と求人の掲載のみですので、より詳しくその企業について知りたいユーザーにとっては物足りないとも言えます。
会社紹介に自社ホームページのURLを記載することができますが、もし求人に興味があるユーザーが自社ホームページへ移動してしまうと、一度LinkedIn(リンクトイン)のサイト外に出てしまうわけですから、LinkedIn(リンクトイン)内で求人応募する導線を妨げる懸念があります。
無償版の会社ページに自社サイトのURLを記載して使用する場合は、リンク先の自社サイトのページに、求人応募の導線を用意しておきましょう。
導線がないと求人応募をせずに離脱してしまうユーザーもいるでしょう。
有償版のようにLinkedIn(リンクトイン)内で企業アピールがしづらい分、無償版の会社ページでは自社サイトと連携して採用候補者を囲い込む必要があります。
LinkedIn(リンクトイン)有償版会社ページの機能
次にLinkedIn(リンクトイン)の有償版会社ページについて見ていきましょう。
有償版の会社ページでは、社名と会社概要の欄の間に
- 概要
- 求人
- カルチャー
というボックスが表示されています。
「概要」が会社紹介の載っている現在のページで、「求人」は社名の右横にある「求人を表示」と同じ求人一覧のページに飛びます。
これらは無償版の会社ページと一緒です。
無償版と有償版の会社ページの違いは「カルチャー」の有無です。
「カルチャー」では、
- 写真を用いたより詳しい企業紹介
- リーダー社員の紹介
- フォトギャラリー
- 社員ブログ
- 企業文化関連データ
が表示されます。
職種や拠点ごとにページを分けられ、「【社名】について:」の横のプルダウンで内容を選択できます。
これらの詳細なコンテンツが、前述した「キャリアページ」です。
無償版の紹介文だけの会社ページに比べ、写真も使っているため企業の雰囲気が伝わっていいですよね。
自社の採用サイトがなくとも、このページを見ることで社内制度や雰囲気が伝わりやすくなるため、LinkedIn(リンクトイン)内からユーザーが離れることなく、求人応募に至りやすくなります。
有償版の会社ページに強みは、LinkedIn(リンクトイン)内での一貫した応募者獲得ができる点です。
LinkedIn(リンクトイン)で会社ページを作成するメリットとは
LinkedIn(リンクトイン)の会社ページがどのようなものかが分かったかと思います。
それではLinkedIn(リンクトイン)で会社ページを作成すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
LinkedIn(リンクトイン)内で採用ブランディングできる
LinkedIn内で求人を見たユーザーはどのような行動を取るでしょうか?
その企業についてもとからよく知っているユーザーなら、そのまま応募するかもしれません。
しかし、大抵のユーザーはその企業について調べようとします。
代表的なサービスや商品、従業人規模、社内制度など、今の職場と比べるためにあらゆる情報を欲しがります。
そのため、求人情報の掲載場所に詳細な企業情報も掲載されていれば、ユーザーにとって便利ですよね。
前述したように、企業について調べようとLinkedIn(リンクトイン)外に出てしまうと、ユーザーが応募しない可能性が高まります。
LinkedIn(リンクトイン)内に会社ページを用意し、採用ブランディングをすることで、ユーザーは応募に至りやすくなります。
ユーザーに見つけてもらいやすくなる
LinkedIn(リンクトイン)には検索機能があり、フリーワードで、
- ユーザー
- 求人
- 会社
- グループ
- 学校
を検索することができます。
企業名で検索すれば、会社ページが検索結果に表示されるのでユーザーに見つけてもらいやすくなります。
また企業名ではなく、例えば人材業の企業を探しているユーザーが「人材」と検索した際、会社ページの業種を「人材」としていれば、検索結果に表示されます。
このように会社ページがあることで、ユーザーに見つけてもらいやすくなり、自社の認知度を上げたり、応募数を増やしたりできます。
採用活動以外に製品のプロモーションなどに利用できる
会社ページで投稿することで、会社をフォローしているユーザーに情報を届けることができます。
求人情報以外にも、新製品のプロモーションを目的に情報を発信し、LinkedIn(リンクトイン)を通して顧客を獲得することができます。
LinkedIn(リンクトイン)で会社ページを作成する方法
LinkedIn(リンクトイン)で会社ページを作成する方法についてご説明します。
まずはLinkedInにログインします。
会社ページを作成したユーザーがページの管理者になるため、人事・採用担当者や経営者の個人アカウントでまずは作成しましょう。
ログインしたら、画面の右上の「その他」をクリックします。
クリックすると画面右側にメニューが表示されますので、「会社ページを作成+」をクリックしましょう。
会社名とURLを指定するページに遷移します。
会社ページのURLは「linkedin.com/company/[会社名]」という構造になり、[会社名]の部分を指定できます。
[会社名]の部分は次の条件を守っていなければなりません。
- 既存のLinkedIn(リンクトイン)内のページと重複することはできません
- 数字以外の文字が少なくとも1つ、含まれなければなりません
- 小文字のアルファベット、数字、ハイフン、および中国語、日本語、韓国語(CJK)ユニコードを使用できます
- ハイフンを2つ連続して使用することはできません
- ハイフンを頭や末尾につけることはできません
チェックボックスにチェックを入れ、「ページの作成」をクリックします。
「ようこそ」という画面が表示されるので、「開始する」をクリックすると会社ページの編集ができるようになります。
これでLinkedIn(リンクトイン)に会社ページを作成することができました。
この時点では会社ページを作成した際にログインしていたアカウントのみに管理者権限がありますので、他に会社ページを編集したいユーザーがいる場合には、権限を付与してください。
ここで作成できたのは無償版の会社ページです。
有償機能のキャリアページを利用したい場合は、下記ページより購入する必要があります。
LinkedIn Talent Solutions/Attract great talent
LinkedIn(リンクトイン)で会社ページを作成したら
LinkedIn(リンクトイン)で会社ページを作成したら、まずは会社情報や紹介文の編集を行いましょう。
その後は会社ページで投稿したり、キャリアページ機能を追加したのであれば写真や社員ブログを投稿してみましょう。
会社ページのフォロワーを増やすためには、フォローしたいと思わせるような会社ページでなければいけません。
求人応募を増やすためには、採用動画やスライド資料があると有効です。
できるだけ具体的、かつ魅力的なコンテンツを掲載していくべきです。
(会社ページ作成後の運用のコツについては、「LinkedIn(リンクトイン)の会社ページを運用していますか?メリットや運用のコツを紹介」をご覧ください)
しかし、今までLinkedIn(リンクトイン)を利用したことのなかった企業にとっては、会社ページの運用が負担になることがあります。
さらにLinkedIn(リンクトイン)を使った採用ブランディングについてノウハウがないと、成果に繋がりやすい会社ページの運用は困難です。
そのようなときに利用したいのが、LinkedIn(リンクトイン)の運用代行です。
会社ページの投稿を代行配信したり、キャリアページ用のコンテンツ作成、採用動画やスライドの作成などを請け負ってくれます。
自社内の労力を割かずに、会社ページで公開した後の結果をレポーティングし、どんどん会社ページを改善していくことができます。
日本ではLinkedIn(リンクトイン)の正規代理店があるので、運用代行を依頼すれば、LinkedIn(リンクトイン)公認の資格『LinkedInリクルーターライセンス』を所持した担当が会社ページを運用してくれます。
この資格は、LinkedIn(リンクトイン)を使った採用ブランディングや、LinkedIn(リンクトイン)内での採用候補者の検索能力が認められた人に与えられる資格です。
会社ページの運用代行以外にも、スカウト機能を使った採用候補者の獲得なども代行してくれます。
もしLinkedIn(リンクトイン)で会社ページを作成したものの、運用が手間になっていたり、成果に繋がらずにいたりする場合は、Linked(リンクトイン)の正規代理店に相談してみてはいかがでしょうか?
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