
LinkedIn(リンクトイン)の口コミ、評判、気になりませんか?
転職活動をするユーザー側の口コミや評判は見つけやすいのですが、求人を出す方、つまり企業の人事・採用担当者側の口コミや評判がなかなか見つかりません。
「LinkedIn(リンクトイン)を採用活動に活用すると優秀な人材を獲得できる」
と聞いても、実際のところどうなのか不安ですよね。
そこで今回は、企業の人事・採用担当者側のLinkedIn(リンクトイン)の口コミ、評判を見てみました。
記事を読んでいる時間がない・・・・・・!
そんな方にはLinkedIn(リンクトイン)早わかりガイドがおすすめ!
目次
LinkedIn(リンクトイン)とは
まず、LinkedIn(リンクトイン)について知らない方向けに、簡単にLinkedIn(リンクトイン)についてご紹介したいと思います。
LinkedIn(リンクトイン)はアメリカ生まれのSNSで、ビジネス上の繋がりを管理できるツールです。
アメリカを始め欧米諸国ではSNSの使い分けが進んでおり、プライベートの繋がりはFacebookで、仕事上の繋がりはLinkedIn(リンクトイン)、というように分けて使っている方が多いです。
SNSは目的や用途に応じて使い分けた方が投稿内容に気を遣う必要が減るからです。
LinkedIn(リンクトイン)の機能はFacebookと類似しており、繋がっているユーザー同士で投稿を共有し、いいね!やシェアができます。
さらにFacebookのメッセンジャーのようにメッセージ機能もありますので、連絡手段としても利用できます。
ただ1つ異なる点が、転職活動・採用活動に利用することができる点です。
企業は会社のページを作成して掲載したり、職歴などの条件で絞ったユーザーにスカウトメールを送ったりできます。
ユーザー側は気になる求人にLinkedIn(リンクトイン)から応募することができます。
企業と採用候補者の出会いから面接、連絡までLinkedIn(リンクトイン)1つで済ますことができるのです。
LinkedIn(リンクトイン)を使って積極的に人脈を作ったり、仕事の機会を得ようと活動したりする人は意識が高く、現職で結果を出している優秀な人材である人が多い傾向にあります。
そのため、そのような優秀な人材層にダイレクトに接触できるLinkedIn(リンクトイン)は、企業側にとって無視できない採用媒体と言っても良いでしょう。
日本でもマイクロソフト社や楽天社、パナソニックのような大手企業から、設立間もないベンチャー企業まで、採用活動にLinkedIn(リンクトイン)を使う企業が増えてきました。
LinkedIn(リンクトイン)の人事・採用担当者への浸透率
LinkedIn(リンクトイン)で採用活動ができることをお伝えしました。
それではLinkedIn(リンクトイン)は、どれだけ人事・採用担当者へ浸透しているのでしょうか?
全世界でのユーザー数は5億人を超え、アメリカやヨーロッパでは人口の約半数がLinkedIn(リンクトイン)のアカウントを所有しています。
アメリカではユーザー数は1億3,800万人を超えており、総人口の40%以上、生産年齢人口(15~64歳)では60%以上がLinkedIn(リンクトイン)のアカウントを持っていることになります。
試しにLinkedIn(リンクトイン)で「human resources」と検索し、場所のフィルターを「アメリカ」にしてみた結果、3,682,739件のユーザーがヒットしました。
これはアメリカのユーザー数の約2.7%を占めます。
一方、日本での普及率を見てみると、ユーザー数は190万人ほどで、総人口における数%にしかLinkedIn(リンクトイン)が普及していないというのが現状です。
その中で人事・採用担当者に絞ってみると、さらにユーザー数は減ってしまうでしょう。
LinkedIn(リンクトイン)で「人事」と検索し、場所のフィルターを「日本」にしてみた結果、8,156件のユーザーがヒットしました。
日本のLinkedIn(リンクトイン)ユーザーの0.5%にも達していません。
日本でのLinkedIn(リンクトイン)の普及がまだ進んでいないこと、「人事・採用担当者」が「営業」に比べて人口が少ないことを考えても、日本におけるLinkedIn(リンクトイン)の人事・採用担当者への浸透率はまだまだ低いと言ってもいいでしょう。
つまり、多くの人事・採用担当者がまだLinkedIn(リンクトイン)を採用に利用していないということです。
他社が使っていないのであれば、
「利用してもあまり良い結果が得られないからなのでは?」
と疑ってしまうかもしれませんが、果たして本当にLinkedIn(リンクトイン)は日本企業の採用に使えるものではないのでしょうか?
もし採用に使えるものだとしたら、LinkedIn(リンクトイン)を使っている人事・採用担当者が少ない今のうちにこそ、積極的にLinkedIn(リンクトイン)を取り入れていくべきだと思います。
日本人はどうしても他者と同じような動きをとってしまいがちですが、みんなが使い始めたから使ってみる、では遅いのです。
そこでLinkedIn(リンクトイン)が本当に採用活動に活きるツールであるのか、採用に使っている側の口コミや評判を集めてみて考えてみました。
LinkedIn(リンクトイン)の人事・採用担当者の口コミ、評判を集めてみました
LinkedIn(リンクトイン)が採用活動にプラスになる派の口コミ、評判
まずは採用の現場においてLinkedIn(リンクトイン)をプラス評価している人たちの口コミ、評判を見てみましょう。
★LinkedInでも企業ページを作成しておきましょう。特に外国人を採用したいときなど必須です。 https://t.co/w3OhePb17S
— 田村 憲孝 (@onikohshi) 2016年5月27日
ローカルの採用サイトよりもLinkedinの方が量質共に高い。もちろんコストも10倍だけども。先週金曜日に投稿して両者合わせて応募が延べ400人弱。IQ test通過者は30名弱。おかげさまで3人の採用決めれましたん。これでチームも6人体制に。こわ。
— 河野邦彦@ケニア (@KKawano5) 2017年5月9日
これいいな。採用はもっとデータドリブンにできそう。US、UKはかなりLinkedIn普及してて、あまり話したことない同僚でもすぐにつながり申請がくる。つながり数やスキルへのendorsedが転職の際大事。https://t.co/xfCjz8Cnfd
— 木下 慶@メルカリ (@kkino0927) 2017年7月26日
今日もまた応募が来た(ありがたい)。スタートアップで採用に困っているとこはWantedlyじゃなくてLinkedInもっと使えばいいのに。
— Ichiro Kimura(かぐ) (@kag_web) 2017年12月19日
採用担当の9割が知らない!?LinkedInで採用活動をすると、ターゲットにしている人材が見つかりやすい。日本人以外にもリーチができるので、英語が使える採用担当と挑戦してみる価値あり!#careercreator #LifeShift #これからの働き方https://t.co/AZ5npJDGCl
— 曾川智寛(careercreator) (@pro_aggregator) 2018年1月30日
Linkedinはアメリカでは採用のプラットフォーム。経年で情報が蓄積されていく毎に、どんな人材がどんな昇進をしているのか、など様々な分析に使える。データが重要になってくる時代としては、とても面白…https://t.co/tXrP75WmzJ #NewsPicks
— 野村修平@Los Angels (@VC_II_1009) 2016年2月11日
LinkedIn(リンクトイン)を採用ツールとしてプラスに評価している人たちの口コミや評判をまとめてみると、
- 外国人採用に使える(企業ページ必須)
- 採用の量・質ともに高い
- 応募がちゃんと来る
- 入社後も含めて人材データを蓄積し分析できる
という声が見えてきました。
やはりLinkedIn(リンクトイン)は外国人採用という点で強いようですね。
日本人採用については、ユーザーが増えていく今後に期待、というところでしょうか?
また採用時だけでなく採用後も含めてデータの活用ができるので、現在の採用に使うだけでなく、未来の採用にも活かすことができるのが魅力のようです。
手書きの履歴書をデータ化して分析するのは手間になってしまい、特に社員数の多い企業では非現実だと思います。
しかしLinkedIn(リンクトイン)であれば、履歴書に記入するような項目がもともとデータとしてありますし、分析しやすい環境だと思います。
ただその場の採用だけに使うのではなく、未来の採用を改善していけるツールを持っておくというのは、今後の企業に必要不可欠かもしれません。
LinkedIn(リンクトイン)が採用活動に使えない派の口コミ、評判
次にLinkedIn(リンクトイン)は採用活動に使えないという口コミ、評判を見てみましょう。
ここ最近LinkedInで直接CV(履歴書)が送られてくる事案が多々発生。その度に無視も印象が悪いと思い正規の採用ルートに流してる。しかもマーケティングポジションで来られるのが多いし…。Linkedin辞めるタイミングか…。
— GO (@go0517go) 2016年11月17日
採用の話。レジュメ、LinkedInは参考程度に。詐称スレスレで盛る人が驚くほど多いし、面接側が学歴、職歴、資格等にコンプレックスがあると悪い意味で過剰に反応してしまう。バックグラウンドチェックを確実に。過去の同僚、上司の評価がとれるとベスト。ポジティブな評価の人は大抵よい。
— たっくりどん (@chebu929) 2018年1月24日
「才能がどんどん競合に流出しちゃってー」って話聞いてると、じゃあ社員のLinkedInの使用禁じたら?とかって思うけど、自分たちも採用でハードコアに使ってると、そういうわけにもいかないから、もう、そんなもんだって感じになってるんだろう。
— 私と道草。一緒に草笛。 (@annapandatiger) 2016年10月8日
LinkedIn(リンクトイン)を採用ツールとしてマイナスに評価している人たちの口コミや評判をまとめてみると、
- 人事・採用担当者に連絡が取りやす過ぎるため、担当者に直で来て欲しくない連絡が来てしまう
- 経歴詐称気味のユーザーもいる
- 採用のために自社社員にLinkedIn(リンクトイン)を登録させることで、社員が他社に転職してしまう
という声が見えてきました。
経歴詐称に関してはちょっと驚きですね。
そのユーザーがちゃんと他の人と繋がっているのか、繋がっている人の身元は確かかを確認したり、繋がっている人ともし知り合いであるなら人間性を聞いてみたりする必要がありそうです。
また、すべてのユーザーが求人の応募ボタンで応募してくれるとは限らないため、工数が増えてしまうこともあるようです。
しかしこれは、応募者がきちんと応募する場所に気付ける人なのか、的外れな連絡をしてくるような人物か、というのを確認できるとプラスの面として捉えることもできるのではないでしょうか。
自社の社員の流出については、採用活動やLinkedIn(リンクトイン)が、というよりも自社の体制や社員への向き合い方など見直す必要がありそうです。
そもそも現状に不満があったり、他社に自社以上の魅力を感じたりしなければ、大体は防げることですよね。
LinkedIn(リンクトイン)を採用に使うことで、自社について改めて考える機会になるのではないでしょうか?
LinkedIn(リンクトイン)を導入するには
LinkedIn(リンクトイン)の口コミ、評判を見てみましたが、実際に導入してみたいと思った場合はどうすればいいのでしょうか?
まずはLinkedIn(リンクトイン)のユーザーを持っていなければ登録し、会社ページを作成しましょう。
考えて止めてしまうのではなく、まずは手を動かしてみましょう。
SNSに慣れていない方でも、始めてしまえば慣れていくものです。
LinkedIn(リンクトイン)の登録、会社ページの作成、求人の掲載までの手順については、『LinkedIn(リンクトイン)の掲載方法は?アカウント開設から求人掲載までの流れ』にまとめていますのでご覧ください。
もしLinkedIn(リンクトイン)を使った採用を開始し後に問題が生じた場合、もしくは導入がどう頑張っても社内ではできないという場合は、LinkedIn(リンクトイン)の正規代理店に相談してみるのをおすすめします。
正規代理店ではLinkedIn(リンクトイン)を使った採用活動全般の支援を行っていますので、人材の検索スキルが高く、マイナスの口コミ評判にあった「経歴詐称ユーザー」問題も解決するでしょう。
運用スキルや経験があるので、今までの事例からLinkedIn(リンクトイン)を使った採用を効率良く進めてくれるはずです。
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