LinkedIn(リンクトイン)の掲載方法は?アカウント開設から求人掲載までの流れ

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LinkedIn(リンクトイン)に掲載したいものの、方法が分からずに困っていることはないでしょうか?

人事・採用担当者や経営者の方には、LinkedIn(リンクトイン)で求人掲載できると聞いてみたものの、まずは何から手を付け始めればいいのか分からずに困っている方も多いです。

インターネットやSNSに詳しくない方だと、アカウントを作成するのも困難に感じてしまいます。

特にLinkedIn(リンクトイン)やFacebookなどの海外SNSは、日本語版ヘルプが分かりづらかったり、説明が不足しているように感じたりなどで、やりたいことがヘルプを見てもできないなんてことも。

 

そこで今回はLinkedIn(リンクトイン)でアカウントを作成し、求人を掲載するまでの方法をキャプチャつきでご紹介したいと思います。

 

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LinkedIn(リンクトイン)とは?掲載のメリットとは?

まずLinkedIn(リンクトイン)への掲載方法について説明する前に、LinkedIn(リンクトイン)とはそもそも何か、LinkedIn(リンクトイン)に求人掲載するメリットについてご紹介します。

 

LinkedIn(リンクトイン)=ビジネス専用Facebook

Facebookをご存知でしょうか?

アカウントを持っていなくても、その名前くらいは聞いたことがある方がほとんどのはずだと思います。

実名登録型のSNSで、家族や友人、同僚などのアカウントと繋がることで、Facebook上に投稿した内容を繋がっている相手と共有することができます。

就職で離れてしまった旧友や地元の人たちとも簡単に繋がることができ、現代ではコミュニケーションツールの1つとして大きな存在感を放っています。

 

しかしFacebookのデメリットとして、しばし耳にするのが「繋がり過ぎてしまう」という点。

家族や友人などのプライベートな内容を共有できる相手だけでなく、仕事で軽く関わったことのある人とも繋がることがあるため、投稿する内容に気を遣わなければならず、ストレスを感じている人もいるのです。

そこで便利なのがLinkedIn(リンクトイン)です。

LinkedIn(リンクトイン)は元々ビジネス用のSNSとしてアメリカで開発され、同僚や上司、クライアントと繋がったり、関心のある企業の会社ページをフォローして最新情報をチェックしたり、求人の掲載/応募ができたりします

ビジネス専用ですので、BtoBサービスの広告を掲載したり、求人掲載やスカウトメールの配信をしたり、企業にとって便利な機能を有しており、とくにエンジニアやプログラマなどIT系の人材の中では使用率が高いSNSです。

プライベートな繋がりはFacebook、ビジネスでの繋がりはLinkedIn(リンクトイン)、というように用途によって利用SNSを使い分けると便利です。

 

世界200カ国、5億人以上に利用されており、アメリカの転職の2割がLinkedIn(リンクトイン)経由と言われるまでに成長しています。

日本でもユーザー数が190万人を超え、楽天㈱や日本マイクロソフト㈱などの大手企業でも採用に活用し始めています。

 

LinkedIn(リンクトイン)に求人を掲載するメリットとは?

では、LinkedIn(リンクトイン)に求人を掲載するメリットは、どのようなものがあるのでしょうか?

主なメリットとして、次の5つがあります。

 

会社ページのコンテンツ掲載と連動して自社ブランディングが可能

LinkedIn(リンクトイン)では、FacebookのFacebookページのように、各企業の会社ページを作成することができます。

会社ページでは簡単な企業紹介サマリーと求人を掲載し、会社ページをフォローしたユーザーに投稿を共有することができます。

さらに有償機能であるキャリアページを利用すると、社員ブログやフォトギャラリーなどの豊富なコンテンツで自社の企業文化や制度をアピールすることができます

 

求人情報を見て気になった企業についてLinkedIn(リンクトイン)上でそのまま調べることもできれば、逆に気になる企業を見つけて会社ページで求人案件がないかを確認することもできるのです。

求人への喚起から応募、人事・採用担当者と候補者のやり取りまで、すべてをLinkedIn(リンクトイン)1つで完結させることができます。

 

ダイレクトソーシング、ダイレクトリクルーティングでの採用活動に有効

求人サイトや人材紹介会社などの第三者を介さず、企業自ら採用候補者と交渉し母集団を形成する『ダイレクトソーシング』(採用までの場合はダイレクトリクルーティングと呼びます)に注目が集まっています。

コストの削減やマッチ度の向上などのメリットがあるためです。

しかしダイレクトソーシングで採用活動をするには、候補者を見つけるための場所や適切な人材を見つけ出すスキルが必要です。

そこで活用できるのがLinkedIn(リンクトイン)です。

 

LinkedIn(リンクトイン)ならユーザーが登録している職歴やスキルなどのキャリア情報から、ユーザーを絞り込みメッセージを送る機能も有しています。

採用候補者にとっても、LinkedIn(リンクトイン)内でのやり取りは外から見ても分からないため、転職活動をしていることが現職の同僚や上司にばれる心配もありません。

 

新しいものに対する抵抗感のない人材に接触しやすい

LinkedIn(リンクトイン)の登録ユーザー数は年々増加していますが、日本ではまだまだ「アカウントを持っていて当たり前」と言われるようなSNSではありません。

名前を聞いたことのない人もいるくらいです。

しかし、そのようなSNSを知っていて、かつアカウントを登録して利用しているユーザーは、新しいものやITツールに対する抵抗感のない人材である可能性が高いです。

「IT化」「業務効率化」という言葉が業界業種を問わず耳にされるようになっている現代、新しいものに対して抵抗がなく、適応力のある人材を求める企業にとって、LinkedIn(リンクトイン)は格好の人材獲得の場と言えます。

 

海外の人材にアプローチできる

LinkedIn(リンクトイン)はアメリカ生まれのSNSです。

アメリカのユーザーは1億3,800万人、インドのユーザーは4,200万人、中国では3,100万人を超えます。

一方、日本のユーザー数は190万人を超えたところです。

つまり、LinkedIn(リンクトイン)のユーザーの大多数が海外の人材であり、外国人採用を検討したり、国籍に限らず優秀な人材を求めていたりする企業にとっては、LinkedIn(リンクトイン)は非常に使えるツールです。

例えば、エンジニアやプログラマなどは人手不足と言われており、優秀な人材を獲得するには海外の人材も検討するべき職種です。

LinkedIn(リンクトイン)はこのような、人手が不足しており、人材を見つけづらい職種の採用において活用することができるのです。

 

転職市場に出てこない転職潜在層にもアプローチできる

中途採用のために求人サイトに掲載したり、人材紹介会社の紹介を受けたりした場合、応募してくる人は、基本的にみな転職に積極的な転職顕在層です。

しかし転職市場に出てくる人材の全てが、引く手あまたの優秀な人材とは言えないのが事実。

一部の優秀な転職希望者を獲得するために、人事・採用担当者の方は試行錯誤しているわけです。

 

LinkedIn社の調べでは、LinkedIn(リンクトイン)のユーザーのうち転職顕在層は2割程度です。

通常、転職市場に出てくる人材はこの2割の層です。

しかし残り8割の転職潜在層のうち、64%は転職について良い機会があれば話を聞くということが分かっており、LinkedIn(リンクトイン)ではこの転職潜在層に対してスカウトメールを送ってアプローチすることが可能です。

転職顕在層と、この転職の話に耳を傾ける64%の転職潜在層を合計すると、全体の71%が転職可能性のあるユーザーということです。

母数が大きくなるだけ、求めているような人材を見つけ出す可能性も高くなります

 

LinkedIn(リンクトイン)のアカウント作成の方法

LinkedIn(リンクトイン)に求人を掲載するメリットはお分かりいただけたでしょうか?

それでは実際に求人掲載の方法を説明していきます。

LinkedIn(リンクトイン)に求人を掲載するには、まずはアカウントを作成する必要があります。

アカウントの作成は、他SNSの登録と同じように画面の指示に従って行えば簡単にできます。

LinnkedIn(リンクトイン)のトップページに行き、表示されている入力枠に

 

  • メール
  • パスワード(6文字以上)

 

を入力します。

身元確認のため、テキストか音声かで検証コードを取得する必要があります。

記入した電話番号宛に検証コードが送られてきます。

検証コードを送ると身元が確認されるので、アカウント情報の入力に移ります。

先ほど入力した姓名のふりがなと郵便番号は任意、国は必須で入力します。

その後は画面の質問に合わせて記入していきます。

  • 学生か?
  • ポジション
  • 勤務先
  • 業種
  • LinkedInを利用になる目的

すべてを入力すると、登録メールアドレスあてに検証コードが送られるので、コードを入力して確認ボタンを押します。

コード入力以外に、メールの下部にある「メールを認証する」ボタンを押して認証することもできます。

同じ会社でアカウントを持っているユーザーが表示され、この時点で繋がることができますし、スキップすることもできます。

プロフィールの写真を設定し、LinkedInアプリの取得を促すページに遷移します。

アプリ取得画面の右下の「次へ」ボタンが、一見クリックできずスキップできないように見えますが、実は押せますのでスキップしても問題ありません。

これでアカウントの作成が完了します。

ホーム画面の上部でさらに

 

  • 職歴やスキル、学歴の登録
  • つながりの拡大
  • 最新ニュースのキャッチ

 

を促されますので、こちらも画面に従って登録すれば問題ありません。

詳細な情報を登録することで、業界情報のキャッチやビジネス上の人脈作りなどに役に立ちますし、転職する側になったときにもスカウトされやすくなります。

今回は求人を掲載する側の話ですので、詳細登録については割愛します。

 

LinkedIn(リンクトイン)に求人を掲載する方法

求人を掲載するには、会社ページが必要です。

なぜなら求人の掲載場所が会社ページだからです。

ホーム画面の右上「その他」をクリックすると、画面右側にメニューが表示されます。

メニューの一番下「会社ページを作成+」をクリックしましょう。

会社名を記入し、会社ページのURL末尾を指定し、同意確認のチェックボックスにチェックを入れるだけです。

会社ページについて、詳しくは『LinkedIn(リンクトイン)の会社ページとは?会社ページを作成して採用活動に活かそう!』をご覧ください。

 

会社ページの作成が完了したら、早速求人を掲載していきましょう。

ホーム画面の右上「その他」をクリックして表示されるメニューから、「求人掲載」をクリックしましょう。

  • 会社
  • 募集ポジション
  • 勤務地

 

を記入する画面に遷移します。

会社は先ほど作成した会社ページが候補として表示されますので、それを選びましょう。

「求人を掲載する」ボタンをクリックして、求人内容の詳細の記載に移ります。

 

  • 職種
  • 業界
  • ポジションの内容
  • 会社説明
  • スキル
  • 応募方法の指定
  • Eメール
  • サイトURL
  • 採用担当者に送るかの有無

 

を記載、設定をして投稿することで、会社ページに求人が掲載されます。

以上がLinkedIn(リンクトイン)の求人掲載方法です。

 

LinkedIn(リンクトイン)に求人を掲載する際の注意点

LinkedIn(リンクトイン)の求人掲載の方法についてお伝えしましたが、最後に掲載する上での注意点をお伝えします。

 

求人掲載は30日ごとに購入が必要

求人を掲載するには、掲載日数30日ごとに掲載権利の購入が必要です。

30日が経過すると自動的に掲載が終了しますので、掲載期間を延ばしたい場合は延長する手続きが必要になります。

請求先はアカウントに紐づけられたクレジットカードとなりますので、利用にはクレジットカードが必要です。

 

クリック単価課金で、平均日額予算の1.3倍の請求になる場合もある

LinkedIn(リンクトイン)の求人掲載はクリック単価課金で、求人をクリックされた分だけの金額が30日ごと、もしくは掲載終了時に請求されます。

また平均日額予算の最大1.3倍までの金額までは請求される場合がありますので、その振れ幅分の余裕をもって予算の設定をしましょう。

 

求人掲載の費用はスポンサー求人広告費とは別物

求人広告を個人のフィードなどに掲載し、さらなる閲覧数・応募数の獲得を狙うスポンサー求人広告がありますが、通常の求人掲載とは別に費用が掛かります。

さらに請求フローや領収書もことなるため、経理処理では注意しましょう。

 

2018年1月現在、職場が中国本土にある場合は求人掲載ができない

中国の法律の都合上、職場が中国本土にある場合、個人のメンバーが求人を直接掲載することができません

2018年1月時点でLinkedIn社が解決にあたっていますので、今後は掲載できる可能性はありますが、現時点では再開は未定です。

ただし、企業アカウントによる求人掲載はこの対象にならないそうですので、企業アカウントを利用できる場合はそちらから掲載することをおすすめします。

 

その他、細かな注意点はLinkedIn(リンクトイン)の代理店に確認を

LinkedIn(リンクトイン)での求人掲載は、上記以外にも請求の面や保障面など細かく、ややこしいところがあります。

中国での掲載の件など、新たに出てくる注意点もありますので、LinkedIn(リンクトイン)のヘルプやプレスリリースをチェックしておくことをおすすめします。

また、LinkedIn(リンクトイン)に詳しい代理店もいますので、不明な点や困った点があれば問い合わせてみると良いでしょう。

 

参考)LinkedIn(リンクトイン)正規代理店 ダイレクトソーシング社

 

>>LinkedInに関する問い合わせはこちら<<

 

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