
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスを利用していますか?
そもそも何であるか知らない方の方が日本では多いかもしれません。
『リクルーター』とあるので採用関連だと予想はつくかもしれませんが、よく分かりませんよね?
実はLinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスは、企業の採用活動の味方になってくれるのです。
今回はLinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスとは、何ができて、どのようなメリット・デメリットがあるのかなどについてお伝えします。
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目次
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスは採用に必須!?
そもそもLinkedIn(リンクトイン)って?
まずLinedIn(リンクトイン)をご存知でしょうか?
日本ではまだ知られていないかもしれませんが、アメリカをはじめとする海外では普及が進んでいるSNSです。
世界では5億人を超えるユーザー数がおり、国によっては人口の約50%ほどの人がアカウントを持っていることもあります。
一方、日本では190万人ほどが登録しており数%程度です。
海外ではこれだけ利用されているのに対して、日本では普及が進まない理由には何があるのでしょうか?
LinkedIn(リンクトイン)は日本でも有名なSNS「Facebook」に似たSNSですが、LinkedIn(リンクトイン)の特徴は用途がビジネス専門になっている点です。
日本ではプライベートな繋がりや内容でも、仕事に関する繋がりや内容でも、Facebook1つにまとめてしまう方が多いのですが、海外では繋がる相手や投稿内容によってSNSを使い分けることが常識と化してきています。
プライベートはFacebook、ビジネスではLinkedIn(リンクトイン)というように使い分けるのです。
日本でも「SNS疲れ」という言葉が聞こえるようになって久しいですね。
誰とでも、いつでも繋がりすぎてしまうことが、精神的に負担になってしまうことが原因だと聞きます。
Facebook1つにプライベートの特に親しい人、親しくはない知人、仕事上で関わりのある人、とすべてを混ぜてしませば、投稿内容に気を遣う必要があり精神的に疲れてしまうのも頷けます。
日本のこの現状を考えると、日本でもFacebookとLinkedIn(リンクトイン)の使い分け、というのが浸透するようになってもおかしくありません。
さらに今まで日本市場の獲得に対して積極的に動いていなかったLinkedIn(リンクトイン)が、ついに動き出すのではないかという噂を耳にします。
2017年の末に、LinkedIn(リンクトイン)日本支社に新しい代表が就任しました。
かつてYahoo!Japanでスマホシフトを進めた優秀な方で、2018年以降LinkedIn(リンクトイン)が日本でのプロモーションを強化する可能性があります。
日本にSNSの使い分けが浸透してもおかしくない土壌と、最近のLinkedIn社の動きが合わさり、今後日本でユーザーが増えていくことが予想できます。
LinkedIn(リンクトイン)が日本で普及するとき、その恩恵を受けるのは、実は企業の人事・採用担当者です。
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスとは
LinkedIn(リンクトイン)はビジネス専門のSNSです。
他のSNSにはない特徴として、LinkedIn(リンクトイン)は採用活動に利用することを前提に作られている点があります。
ユーザーはアカウントを登録する際に学歴や職歴、資格、スキルなど履歴書に書くような項目を登録するよう求められます。
実名登録で、ビジネスで利用することから、基本的に正確な情報が登録されます。
つまりLinkedIn(リンクトイン)は正確なキャリア情報と実名が紐づけられた人材データベースともいえるのです。
LinkedIn(リンクトイン)では有償のプランとして、その人材データベースを用いて採用活動を効率化する機能を有しています。
それがLinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスです。
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスは、企業の経営者や人事・採用担当者、転職エージェントやヘッドハンターが主に利用しています。
LinkedIn社の調査では、リクルーターのうち75%がLinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスの機能を利用して採用活動を成功におさめたことが分かっています。
日本でのLinkedIn(リンクトイン)ユーザーが増えることで、よりLinkedIn(リンクトイン)のこの機能は企業の採用活動に活きるようになってくるでしょう。
次の章からLinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスについて詳しく見ていきましょう。
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスの機能
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスには4つの主な機能があります。
LinkedIn(リンクトイン)ユーザーの中から人材を検索する
まず人材の検索機能です。
LinkedIn(リンクトイン)のユーザーの中から、スキルや職歴などから条件を指定して、あてはまるユーザーを絞り込むことができます。
さらに検索結果の上部には、反応する可能性の高いユーザーや転職希望状態のユーザーなど、採用に至りやすいユーザーがスポットライト表示されます。
よって自分で指定できる顕在化した条件以外に、採用可能性のあるユーザーを探しやすくなっています。
世界では5億人の中から、日本では今後増えていくであろうユーザーの中から、自社に最適な人物を探し出す環境が整っているのです。
スカウトメールを送る
検索機能で見つけたユーザーに対して、スカウトメールを送ることができます。
メールを通して自社について知ってもらったり面接を設定したり、今すぐに転職を望んでいなくても長期的な連絡によって交流をもち続けることができます。
連絡先を知らなければスカウトすることもできませんが、LinkedIn(リンクトイン)ではSNS内にメッセージ機能があるため、これを使ってやり取りすることができます。
個人の電話やメールアドレスと異なりそこまで警戒されづらい点や、候補者側としても現職の職場に知られることなく連絡をとることができるのが魅力です。
採用候補者の管理とデータ分析
接触した採用候補者を一覧化したり、長期的に繋がりを作るべき人材をプールしたりする際に利用できる管理機能があります。
職種や入社タイミングなどに合わせてグルーピングでき、一覧からそのユーザーのページやメッセージ機能にアクセスできるため、データの一括管理で分かりやすくデータ整理ができます。
さらにデータ分析機能も有しているため、今後の採用活動の効率化に役に立ってくれます。
外部の採用管理システムとの連携
さらにLinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスでは、外部の採用管理システムとの連携が可能です。
今まで別の管理システムを使っていたから移行が面倒、ということもありません。
日本の多くの企業が、まだLinkedIn(リンクトイン)を使った採用活動を始めていないと思いますが、このようにツールの移行の負担が少ないのはうれしいですね。
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスのメリット
これらの機能を持つLinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンス。
採用活動に利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ダイレクトソーシング(ダイレクトリクルーティング)に利用できる
求人メディアやエージェントなどの第三者を介さずに、企業が採用候補者に直接交渉し採用する手法をダイレクトソーシング(ダイレクトリクルーティング)といいます。
最近では費用削減や採用活動の効率化を目的に、ダイレクトソーシング(ダイレクトリクルーティング)での採用を行う企業が増えてきています。
このようなときにLinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスの機能が活きます。
採用候補者に接触するには、候補者を探し出すための人材データベースと連絡方法が必須です。
持っていなければ、いくらダイレクトソーシング(ダイレクトリクルーティング)を行いたくてもできません。
また、データベースがあっても検索機能がなければ、ターゲットを絞ることができません。
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンス1つで以上の問題を解決できます。
転職潜在層にアプローチできる
LinkedIn(リンクトイン)のユーザーの2割は転職に積極的な転職顕在層です。
このような方々が転職サイトに登録するなど、転職市場に出てくるのです。
しかし残り8割の転職潜在層は、自ら転職市場に出てこない層ですが、そのうちの64%は転職の話を聞く機会があれば話を聞き検討することが分かっています。
これらの人々は転職市場には自ら出てきませんが、優秀な人材が多く隠れています。
転職サイトを利用しても接触できないのです。
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスでは、このような転職潜在層も含むユーザーの中から、条件に合ったユーザーを検索し接触することができます。
人材をプールし、良いタイミングで採用が可能になる
求める人材にぴったりのユーザーを探し出してスカウトしても、その人が転職できるタイミングとは限りません。
本人の意思もあり、タイミングも問題ないものの、家族からの理解が得られない場合もあります。
また、直近では採用を始めないものの、今後人員の追加が必要な役職があり計画を立てている段階で、スカウト相手の目星をつけているときなどありますよね。
そのようなユーザーを管理機能でリスト化することで、人材をプールして長期的にコンタクトをとることが可能です。
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスでは、その場限りの接触ではなく、相手との深く長い繋がりをつくることで、現在だけでなく未来の採用活動も成功に結び付けることができます。
データ分析で採用活動の効率化ができる
採用活動には戦略が必要です。
ただやみくもにスカウトメールを送れば人が集まるわけではありません。
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスは、その機能を使うと同時にデータを蓄積、分析することができるため、採用活動をしながら効率化を図ることができます。
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスのデメリット
以上のようなLinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスのメリットがありますが、デメリットもあります。
手間と費用が掛かる
人材を検索するにも、スカウトメールをうつにしても、手間が掛かります。
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスは有償機能ですので費用も掛かります。
今までの採用のやり方に比べて、手間・費用に対して成果が見合わない可能性もあります。
一度にLinkedIn(リンクトイン)を使った採用活動に切り替えるのではなく、他の方法と平行して試してみて、効果が良くない場合は見直しをする必要があります。
人材の検索やスカウトに専門知識やスキルが必要
5億人のユーザーから最適な人材を探したり、受け取った人が転職したくなるようなスカウトメールを送ったり、簡単にできるでしょうか?
今まで第三者を介した採用を行ってきた方はとくに難しく感じるでしょう。
ダイレクトソーシング(ダイレクトリクルーティング)は専門知識やスキルを要するため、いきなりLinkedIn(リンクトイン)を使い始めても、すぐには結果がでないものです。
長期的に慣れていくしかありません。
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンス導入の流れ
LinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスを導入するには、LinkedIn(リンクトイン)公式サイトから問い合わせましょう。
またデモ版を試すこともできるので、一度使い勝手を確かめてから導入を検討してみてもいいでしょう。
ただし公式サイトが英語になっているので、少々分かりづらいのが難点です。
その際に利用できるのが、日本のLinkedIn(リンクトイン)正規代理店です。
代理店を通してもLinkedIn(リンクトイン)リクルーターライセンスを導入できますし、さらに運用代行を頼むこともできるので、前述したデメリットの心配もありません。
困ったことや不明点があればプロに聞いてみるのもありだと思います。
参考)LinkedIn(リンクトイン)正規代理店『ダイレクトソーシング社』
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