
LinkedIn広告(リンクトイン広告)の費用についてご存知でしょうか?
広告を出す前はいくらくらい掛かるのか気になるものですよね。
最低金額はあるのだろうか、予算は足りるのだろうか、など費用に関する心配は最初のうちに取り除いておきたいものです。
いざ始めようと思って蓋をあけてみたら支払えない金額だった、なんてことは避けたいですよね。
そこでLinkedIn広告(リンクトイン広告)の費用について調べてみました。
※本記事ではLinkedIn(リンクトイン)広告の費用についてご紹介しています。LinkedIn広告を含め、LinkedIn法人向けサービスの料金詳細については、国や地域によって異なりますので代理店やLinkedIn社にお問い合わせください。
目次
LinkedIn広告(リンクトイン広告)は企業向き
そもそもLinkedIn広告(リンクトイン広告)の前に、LinkedIn(リンクトイン)を知らない方が日本では多いのではないでしょうか?
LinkedIn(リンクトイン)とは何か、その広告ではどのようなことができるのか、最初に説明しておきたいと思います。
ビジネス専用SNS『LinkedIn(リンクトイン)』
Facebookはご存知でしょうか?
実名登録型のSNSで、家族や友人、知人と繋がってお互いの投稿を共有したり、連絡をとったりできます。
進学や就職で遠く離れた人の近況もFacebook1つで知ることができますし、連絡先が分からなくなってしまった旧友と繋がって交友が復活することもあり、すべての友好関係をFacebook1つで管理する人もいます。
一見便利なFacebookですが、誰とでも繋がってしまったことで不自由を感じてしまうという問題も抱えています。
家族や友人などプライベートな繋がりだけであれば、投稿もプライベートなものでも問題ありません。
しかし仕事で関わりのある人、例えば上司や取引先の担当者とも繋がってしまうと、投稿内容に気を遣わざるをえなくなってしまうのです。
このような誰とでも1つのSNSで繋がってしまっている問題を解決できるのがLinkedIn(リンクトイン)です。
LinkedIn(リンクトイン)の機能はほぼほぼFacebookに似ているのですが、大きく異なるのが繋がる相手の種類です。
上司や同僚、クライアントなどのビジネスで関わりのある相手と繋がるために開発されたSNSで、投稿内容の仕事に関わる内容がメインになります。
プライベートの繋がり・投稿はFacebook、ビジネスでの繋がり・投稿はLinkedIn(リンクトイン)というよう、SNSを使い分けることで無駄な気苦労を減らすことができるのです。
開発の地であるアメリカでは全人口の40%、働く年代に限れば60%以上がLinkedIn(リンクトイン)のアカウントを所有しています。
その他にもインドや中国、イギリス、フランス、カナダなど世界20カ国で利用され、ユーザー数は5億人を超えています。
一方で日本ではLinkedIn(リンクトイン)の進出が遅れ、その間にビジネス面でもFacebookの利用がメジャーになってきてしまった結果、ユーザーは人口の数%、190万人ほどとなっています。
ただし、2017年末にLinkedIn(リンクトイン)の日本代表に元Yahoo!の村上氏が就任されたこともあり、今後日本でのユーザー獲得の動きが本格化するのではないかと考えられます。
現に1年で20~30万人ほどの日本人ユーザーが増えています。
そのような背景から、今1番、日本企業が導入を検討すべきSNSといってもいいのではないでしょうか。
特にコンサルタントやIT関連職、ベンチャー企業での利用が多く見られますが、教育や出版、農業など業界・職種問わず様々なユーザーが存在しています。
採用や集客に使えるLinkedIn広告(リンクトイン広告)
LinkedIn(リンクトイン)がビジネス利用のユーザーが大半である特徴を活かし、求人広告やBtoB商材の広告を掲載するという使い方があります。
ユーザーがアカウント登録する際に入力する情報が現職の役職やスキル、学歴、職歴などビジネス関連のものになっているため、広告のターゲティングもしやすいのです。
LinkedIn(リンクトイン)と同じくSNSで広告を配信できるものにFacebookやTwitter、LINE、Instagramがありますが、どれもプライベートの時間で利用することが多く、ビジネス関連の広告、BtoBの広告はターゲティングの工夫がポイントとなっていました。
一方LinkedIn広告(リンクトイン広告)では、そもそもビジネス用として作られたプラットフォームであるため、より容易に、より効率的にtoB商材の広告配信が可能です。
LinkedIn広告(リンクトイン広告)は、ホーム画面やLinkedIn(リンクトイン)から送信されるメールなどに表示されます。
広告の種類はその掲載目的や掲載場所に応じて
- スポンサード求人広告
- スポンサードコンテンツ広告
- テキスト広告
- ダイナミック広告
- ディスプレイ広告
など複数あります。
どれも掲載後の統計データを得ることができるため、一度広告を出稿して終わり、ではなく改善しながら広告を掲載することができるのも魅力です。
日本ではそもそもLinkedIn(リンクトイン)のユーザー数が限られているため他の広告に比べて認知度が低いのですが、特定のターゲットに対してアピールする広告としては申し分ない効果を発揮する可能性を秘めています。
また認知度が低い分、広告の出稿主が他の広告媒体に比べてまだ少なく、競合がまだ手を出していない可能性もあり、求人広告やBtoB商品の広告の出稿を検討している企業にとって注目すべき広告媒体です。
世の中にない新しいBtoBサービスを作り出しているベンチャー企業にとっては、とくに自社のサービスの認知度を上げるためには抑えておきたい広告です。
LinkedIn広告(リンクトイン広告)に掛かる費用は?
LinkedIn(リンクトイン)について、LinkedIn広告(リンクトイン広告)について、大まかにお分かりいただけたでしょうか?
それではLinkedIn広告(リンクトイン広告)を利用したいと思ったとして、気になるのは費用ではないでしょうか?
いくら出稿にメリットのある広告でも、いくら出稿に意欲的になっていたとしても、先立つものがなければどうしようもありませんよね。
LinkedIn広告(リンクトイン広告)を出稿する際に掛かる費用について、2つの視点に分けて見ていきたいと思います。
LinkedIn広告(リンクトイン広告)の広告費
LinkedIn広告(リンクトイン広告)に掛かる費用の1つ目は広告費です。
広告掲載するのですから広告費はもちろん発生します。
LinkedIn広告(リンクトイン広告)の場合は、固定でいくら、という形ではなく、基本的には広告クリック1回あたりの費用や広告表示1,000回あたりの費用を広告主が指定して支払う課金形式となっています(スポンサードInMailは送信数ごとの課金です)。
最低金額の指定はありますが、それほど高いわけではなく、1日の予算上限や全期間での予算上限は最低10ドルからです。
そのため広告費を自社の予算に合わせやすく、テレビCMや新聞広告などの枠売りされた広告よりも手を出しやすいのです。
また、LinkedIn広告(リンクトイン広告)がクリックされたり表示されたりしたときに実際に請求される金額は、指定した金額とは異なります。
同じ条件のターゲティングで複数の企業が広告を掲載したい場合、掲載できる場所は限られていますので広告同士のオークションで掲載枠を競り落とす必要があります。
そのオークションで広告主が指定する金額が使用されるのです。
この指定金額を付値と呼びます。
単純に付値が高ければオークションに勝てるわけではなく、広告のクリック率やユーザーの反応などをスコア化したものと付値の掛け合わせの大小で判断されるため、潤沢な広告費を持たない企業でもオークションに勝つことができます。
つまりLinkedIn広告(リンクトイン広告)は莫大な広告費用がなくても出稿できるのです。
LinkedIn広告(リンクトイン広告)の運用者に掛かる費用
LinkedIn広告(リンクトイン広告)に掛かる費用として、広告費以外に忘れてはいけないのが広告運用者に掛かる費用、人件費です。
なぜならLinkedIn広告(リンクトイン広告)は掲載して終わり、という広告ではなく、リアルタイムで得られる統計データを元に改善しつつ掲載する広告だからです。
この分析や改善を行うには、そこそこの労力が掛かり、経験のない人が担当すると慣れるまでが大変ですし、すぐに成果を出すことができないのがほとんどです。
そのため専任で運用する人をつけることをおすすめしたいのですが、そうすると人件費が掛かります。
広告運用経験者を新たに雇うか、広告代理店などに運用を依頼するかのどちらかになるでしょう。
運用経験者を雇う場合は20万円/月で優秀な担当者を見つけてくるのは難しいでしょう。
代理店の場合は多くは広告費の20%の手数料が掛かるので、1人を自社内で雇う場合と代理店を利用する場合について、広告予算や自社の状況を踏まえて検討してみましょう。
LinkedIn広告(リンクトイン広告)と他広告の費用比較
LinkedIn広告(リンクトイン広告)と同様に、広告主が金額を指定してオークションにより掲載が決まる広告にリスティング広告があります。
GoogleやYahoo!で検索した際に、検索結果の画面に表示されるテキストの広告です。
旅行やダイエットなどのBtoCから、オフィス用品や勤怠管理ツールなどのBtoBまで、あらゆる分野の広告が出稿されています。
LinkedIn広告(リンクトイン広告)では付値と呼ばれる指定金額は、リスティング広告では入札価格と呼ばれ1円からの指定が可能です。
そのためリスティング広告を既に知っている方から見ると、LinkedIn広告(リンクトイン広告)のテキスト広告は付値の最低金額が2ドルであるためは高いと捉えられてしまうことがあります。
しかしそれは事実ではありません。
確かにリスティング広告では1円からの入札が可能ですが、競合が多ければ多いほど入札価格が上がり、実際に1円で広告を出稿するのは難しいのです。
リスティング広告はすでに多くの企業が利用しており、特に掲載して問い合わせが取れる商材や分野であれば、どこの企業も出稿するためライバルが多く、掲載費用が高くなる傾向にあります。
一方でLinkedIn広告(リンクトイン広告)は、まだ利用している企業が少なく競争が緩やかであるため、リスティング広告よりも安い金額で広告を掲載できる可能性があります。
BtoB商材やビジネスパーソン向けの商材の広告、求人広告などを検討している場合は、リスティング広告の活用も良いのですが、LinkedIn広告(リンクトイン広告)での掲載も試してみて結果を比較してみると良いと思います。
LinkedIn広告(リンクトイン広告)運用代行を検討しよう
今回の記事ではLinkedIn広告(リンクトイン広告)の費用について説明してきました。
専門の用語があったり、ルールがあったりで、慣れていないと少々面倒な感じがしますね。
すでにLinkedIn広告(リンクトイン広告)について熟知している、ということでなければ運用代行の利用を検討してみてはいかがでしょうか?
確かに運用代行を利用することで費用がさらに掛かってしまいますが、その分効果を得られれば問題ないのではないでしょうか?
LinkedIn(リンクトイン)の本社がアメリカであることもあり、正直ヘルプを見ても分かりづらい点が多いのです。
広告を出稿したいということは、出稿することで成果を得たいということですから、最速で得るためにはプロに任せてしまうのも1つの手だと思います。
商品やサービスの広告であれば広告代理店が、求人関連であればLinkedIn(リンクトイン)の正規代理店が運用代行を受けつけています。
運用代理店を利用することで、並行して社内にナレッジを貯めていつかは自社内運用に移行するということもできます。
慣れないものに対して学ぶ姿勢も大切ですが、すぐに結果を出したい場合はプロの力を借りるべきです。
目的達成のための1番の近道はどれか、検討してみましょう。
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